少量の樹脂で効率のよいプリプレグシート

 現在、高度複合材料として一般的にエポキシ樹脂をガラスやカーボン繊維に含浸させプリプレグ化

したものを、積層成型し、FRP(繊維強化プラスチック)としたものが用いられております。


 そんな中、このエポキシ樹脂より更に高い耐熱性と靱性を併せ持つ優れたポリミイド樹脂

(熱硬化性樹脂)が近年使用され、これからの材料として期待されております。

 ポリミイド樹脂は航空機やロケットに使われるか可能性が高い樹脂と期待されおり、NASA、

JAXA、ボーイング社等が研究を今現在も研究を進めております。具体的には、航空機のカバー

であるナセル材、エンジン周りの部品などへの利用が予想され、発電機では、ガスタービン発電機

 水力発電機の双方でローターコイルを抑えるリップルスプリングという部品で耐熱性の要求される

部品への使用が試みられております。


 ポリミイド樹脂のプリプレグを作ることは、量産用のプリプレグ機を使用するため、高価な材料

を大量に使わなければならず、試作には不向きと言われてきました。これは、試験用にはUD

(一方式プリプレグ)を作る必要があり、その過程で大量の樹脂が必要とされるからです。

 しかし弊社独自の多段式ホット・コールドプレス機を利用することにより、少量生産用に製作する

ことが可能になりました。お客様の必要な分だけ加工するため、安価で小回りの利くサービス

ご提供することができます。


 適用分野

 極低温・高耐熱分野の材料・部材・部品

 航空宇宙

 産業用ロボット

 自動車・オートバイ・鉄道車両・船舶

 工業用部材

 ガラス産業用部材

 半導体産業用部材

 電子機器部品

 家電製品

 重電機分野

 医療機器

 食品機器

 建築用土木用


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お願い申し上げます。